2005年1月末 久しぶりに仲良しの派遣コーディネーターNちゃんと
ワインでいい気分になっていた。
「某大手会社の部長が役員に昇格するにあたって新任秘書を探している。
しかも内定前なので超極秘で。」
さすがNちゃん。もってくるネタが違うわよねっ♪
やっぱ大手でしょ!ビッチのミーハー心がはずむわ☆
今回は、金よりネームバリューにドキュン!
ビッチったら実は、目先の条件(ようは時給ね)につられNちゃんを裏切り
別の派遣会社で仕事をしていたの。
だが、デビルマン裏切り者のビッチは反省と後悔の毎日だった。
なぜならば、派遣先の会社は宗教色の強い会社で、
社長室にはさまざまな仏像やお札が並ぶ。(ほんとに山ほど!)
月に二回は、早朝ミーティングよろしく神棚へ社員全員強制参拝。
ビッチも霊媒師から、その会社にいると病気になって死ぬとまで言われたのよ。
社長は業界で有名なやり手で著書出版やメディアにも出まくっている方なんだけど
内情は知れば知るほど恐ろしいのよ~っ。
そんな後悔の矢先、Nちゃんからの誘い。
今後のキャリアに箔が付くわよ~っとNちゃんも上機嫌である。
それはそうだ!いくら仲良しで恋バナまでして自腹で飲む間柄でも
ビッチはNちゃんにとって商品なのである。
いかにビッチを高く売り、グッドジョブをしてもらって今後の仕事につなげるかが真意でしょ?
大手の景気がよい会社は、まさにドル箱ロケーションである。
そんな切り札にこの歳で(当時34歳)選ばれて光栄よーん♪
すっかりやる気満々になったビッチに
「ただ・・・そこの部署って個性的な人が多くて、今回の部長も気難しくて有名なの・・・。」
と、ポツリと言うではないか。
まぁ~んっどんな悪い子ちゃんなのかしらん♪
と能天気に引き受けてしまった おまぬけなビッチ。
過去にもどれるならば、ビッチの頭をスリッパでひっぱたいてやりたいわ(笑)
ホステス時代、銀座・六本木とNO.1を張ってたビッチ。得意ジャンル・エリート&高学歴♪
(もちろん昼間の世界では極秘にしている経歴)
どんとこいっ!
気分が上がったビッチはNちゃんの言葉を深く考えもせずに浮かれぽんちで
ワインをがぶ飲みしていたのでした(汗)
ビッチ